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2010年2月10日 (水)

猫と人との関係今昔

 ガチャ子さんと出会った頃のことを振り返ってみると、この二十年で猫と人との関係に大きな変化があったことに改めて気づきます。

 ペット用品売り場で、500円で雑種(これも今はMIXというのだそうですが。)の子猫を斡旋などということを今したら、動物愛護団体などからクレームがつくことでしょう。動物虐待の犠牲になるおそれがあるからです。

 父のポリシーだった「猫は外へ自由に行ける環境で飼うべき。家の中に閉じこめて飼うのはかわいそう」という考え方も、今では一般的ではありません。特に町中で飼う場合には、事故などで猫が命を落とす可能性を低くするためという点からも、余所様に迷惑をかけないという点からも、室内飼いが原則です。

 ペットフードやトイレグッズをはじめとするペット関連用品も多種多様になりました。

 飼い猫でも野良猫でもない、地域猫と人とのつきあい方も少しずつ知られるようになってきています。

 相手が人であれ動物であれ、自分とは異質な存在との関係構築には、試行錯誤がつきもので、それなりの時間も要します。

 これからも多くのことが試みられ、よりよい方向が少しずつ見えていくのでしょうけれど、冷静に物事をみつめ、自分(たち)だけの価値観にとらわれることなく柔軟にアタマを使い、感情的な反応を自ら諫めることで、私たちが選ぶにふさわしい道が見いだしていかれるのではないかと思います。

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