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2010年3月19日 (金)

ガチャ子さん、鳴く そのニ

 なかなかニャーという鳴き声を聞かせてくれないガチャ子さんですが、ゴハンの前にはさすがに愛らしい声を聞かせてくれます。
 耳の後ろを飼い主の足にすりつけながら、「に゛ゃ゛ーに゛ゃ゛ー」。ちょっとだみ声気味なのはご愛敬。

 この、すりすりしながらのゴハンのおねだりは猫の飼い主ならば誰でも日常的に経験するものですが、引っ越してから二ヶ月近くの間、ガチャ子さんはこの仕草を見せてはくれませんでした。

 おなかが空くと猫小屋から出てきていらだたしげに一言、「な゛っ!!」。
 それは、彼女が新しい環境を受け入れてはいないことを実にはっきりと飼い主に突きつけるものでした。

 それが、秋も深まる頃、ガチャ子さんのおねだりスリスリが復活しました。その時の嬉しかったことといったら。

 ところで、ゴハンの前に鳴くのは猫として普通ですが、ゴハンの後にも必ず鳴く猫さんはどれくらい居るのでしょうか。
 母の家にいた頃はそんなことはなかったのですが、ガチャ子さんは私の家に来てからゴハンの後にも「な゛お゛ー、な゛お゛ー」とよく鳴くようになりました。

 理由はかなりはっきりしています。

 療養食を混ぜたゴハンの後には「まずかった!」
 大好きなフードのゴハンの後には「足りない!」

 ガチャ子さんが鳴くのはゴハンの前後だけではありません。なぜか、トイレの前後にもしばしば鳴くのです。

 「な゛お゛ー」
 「トイレに行きたいの?」
 「な゛お゛ー」
 「見ててあげるからしてごらん」

 こんな会話の後、ガチャ子さんはおもむろにトイレに入るのです。

 トイレの前に鳴かないときには、トイレの後に鳴きます。

 「な゛お゛ー」
 「出たの?よかったね」

 これも母の家にいた頃には見せなかった行動なのですが、トイレ前後の鳴きが習慣化した理由には、思い当たるところがあります。
 引っ越の際、トイレをしてくれるようになるかどうかが気になることの一つでした。以前も書いたように、この課題はいともたやすくクリアされたのですが、そのことが嬉しく、しばらくの間ガチャ子さんがトイレに行くたびに声かけをしていました。

 「でたの?」「どっち?」「ああ、大きい方ね。よかったねー」「出たね」等々。

 トイレに行くと声かけをしてもらえると、学習したガチャ子さんは、次第に自らトイレ宣言をするようになったのではないかと。

 ガチャ子さんは時折、夜中にも一声二声大きな声で鳴きます。そういうときには朝起きてみるとたいがい、大きい方がトイレの砂の上で静かに自己主張をしているのでした。

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