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2010年5月 7日 (金)

抱っこキライ、ナデナデ大好き

 猫と暮らす楽しみの一つは、毛皮に思う存分触れられること。ただ撫でさせてもらうよりは、抱っこしたり膝の上に乗せたりしたい、というのは、猫の飼い主なら誰でも思うことだと思います。

 残念なことに、ガチャ子さんは抱っこキライ猫でした。全く抱っこさせてくれないということではありませんでしたが、ものの10秒も経つと人の腕の中でもぞもぞし始め、身をよじって脱出を試みます。
 抱っこはお気に召さなかったようですが、人の膝の上に乗るのは大好きでした。私と一緒にいたときには私の膝の上。私が家を出てからは父の膝の上。父が亡くなってからは弟の膝の上と、その時々で好きな膝の上に乗ってきました。

 けれども、弟が家を出てからは、膝の上に乗せてもらうことが少なくなりました。女の子にしては重いガチャ子さんが膝の上に乗ることを母が良しとしなかったからです。家事に仕事にと一日中動き回っていた母には、猫を膝に乗せてゆっくりという時間が比較的少なかったこともあったと思います。時折、猫好きのお客さん、従姉妹や叔母が来たときには乗せてもらっていたようですが。

 そんな日々を送っているうちに、いつしかガチャ子さんは人の膝の上よりもクッションの上や猫小屋の中で寝る方が好きな猫になりました。私と暮らし始めてもそれは変わらず、七ヶ月以上たった今でも一度も私の膝の上には乗ってきません。

 その代わり、撫でてもらうのは昔以上に大好きになったようです。腎不全特有の体のだるさが紛れるからかもしれませんが、頭に手を当てて数回撫でただけですぐのどを鳴らします。それだけでなく、自分で頭の位置を調整して、撫でてもらいたいところに飼い主の手が当たるようにしさえします。
 昔は、あまりしつこく撫でると逆に機嫌を悪くしたものでしたが、今はそんなことはなく、際限なく撫でて撫でてと要求。

 残り時間が長くないガチャ子さんが嬉しいと思うことをなるべくしてあげたい、というのは口実で、実は自分がガチャ子さんに触りたい飼い主なのでした。

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