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2010年5月 4日 (火)

ガチャ子さん、大混乱

 ガチャ子さんは、飼い主が寝る直前にその日最後のゴハンをもらいます。そしてその6時間くらい後に、翌朝1回目のゴハン。これは、タイマー付きの自動給餌機を使ってのゴハンになります。

 飼い主は、十分な睡眠を取らないと日中アタマが働きません。6時間睡眠では不足です。そのため保冷剤つきの自動給餌機を使っているのです。1回目のゴハンが終わってしばらく経つと飼い主の起床時間。起きてきた飼い主をみるやいなや、小腹の空いたガチャ子さんはアオアオと鳴いてゴハンの催促。
 その時には少ししかもらえないのですが、それでも満足してそのあとは数時間ぐっすり二度寝、目覚めた頃にはまたおなかが空いて―と、こんなふうにガチャ子さんは食べては眠りを繰り返して同じような毎日を過ごします。ところが……。

 ある朝のことです。ガチャ子さんはその朝も自動給餌機の蓋が開く音で目覚めました。いそいそと猫小屋から出てきたガチャ子さんがまさにご飯を食べようとしたその瞬間、リビングのドアがいきなり開きました。なんとそこには飼い主の姿があるではありませんか。

 いつも一人で自動給餌機のゴハンを食べているガチャ子さんは、思わぬ時に思わぬ人物が出現するというあり得ない出来事にびっくり仰天。右前足を浮かせたまま固まってしまいました。

 なぜ?なぜ藻塩が居るんだい?あたしゃこれからこのゴハンを食べるところなんだよ。藻塩が起きてきたら、新しいゴハンをねだらなけりゃならないのに、まだ食べていないこのゴハンはどうすりゃいいのさ??

 自動給餌機のゴハンは目の前にある。なのに、飼い主が起きてきたのでいつものようにゴハンをねだらなければならない。

 ゴハンとゴハンの板挟みで大混乱のガチャ子さん。

 自動給餌機のゴハンの匂いをかいでは、アオアオとねだり、また匂いをかいでは、アオアオと鳴く―、ガチャ子さんの小さな脳みそはからからと空回りをしたあげく、フリーズをしてしまったのでした。

 フンフン、アオアオ、フンアオアオ

 青天霹靂、周章狼狽、失魂落魄、右往左往、延々と続く混乱の極み。おかしいやらかわいそうやら。飼い主は朝から大笑い。その日に限って早くに目覚めてしまったので起きてきただけなのですが。

 自動給餌機の中のゴハンをいつも使っているお皿に移し替えて出したらようやく落ち着いたらしく、ものすごい勢いで食べ始めたのでした。

 はぐはぐとゴハンを食べるガチャ子さんをみながら飼い主が思い出していたのは祖母のこと。

 「年を取ると、毎日同じリズムで生活したくなる。リズムが変わるのはイヤだし困る。」

 なるほどね……。

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