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2010年12月13日 (月)

コミュニケーション

 12月の初め、のどを痛めて一週間ほど声が出なくなったことがありました。飼い主が、です。しゃべろうとしても出るのはささやき声のみ。いろいろと不便でした。

 声が出なくなって気付いたことが一つ。私は無意識のうちにずいぶんとガチャ子さんに話しかけていたようです。

 ただいま。今日は寒かったね。おなかすいたね。すぐにゴハンにしようね。そんなにがつがつ食べないの。ゆっくり食べなさい。湯たんぽ温めてあげるね。お水も取り替えるね。トイレもきれいにしようね。食べ終わったの?よかったね。よしよし。はい、じゃ暫く寝てなさい。そんなにナオナオ鳴かないの……。

 耳が遠くなっているガチャ子さんに、ささやき声での言葉は届きません。言葉をかける代わりに、しょっちゅう側へ行って撫でることとなりました。
 単に言葉をかけるだけより撫でてやる方が落ち着くようで、すぐに鳴き止んで、ゴハン準備やトイレ掃除が終わるのをおとなしく待っていてくれます。

 ただ、温めた湯たんぽを猫小屋に戻す時にはちょっと悩みました。ガチャ子さんはたいがい猫小屋の中で湯たんぽを待っています。温まった湯たんぽを入れる時には、まず「湯たんぽ入れるよ」と声をかけてから入り口に下がっている新聞紙のカーテンを持ち上げて入れます。そうしないと、気配に疎くなっているガチャ子さんは驚いて「いきなりなんだいっ」と怒るのです。

 声が出なくなった日、一応ささやき声で「お断りのご挨拶」をしたのですが、聞こえなかったらしく怒られました。次の日、カーテンをがさがさと揺すってみましたが、これもお気に召さなかったようで「カーッ」と言われてしまいました。三日目、温まった湯たんぽをたたいて音を出してみました。これは成功。中からのどを鳴らす音が聞こえてきました。

 以来、声が出るようになってからも湯たんぽをたたいてから猫小屋の中に入れるようにしています。

 ぽんぽん。
 ゴロゴロ。

 ガチャ子さんと私の、新しいコミュニケーション方法です。

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 「妙なウィルスだの菌だの、ウチの中に持ち込まないでおくれよ。あたしゃ病弱な年寄りなんだから。」

 元気にゴハンを食べまくっているアナタがそんなこと言っても、説得力ないんですけど。

  
 

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