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2013年5月 5日 (日)

アンズの病院デビュー

 アンズが動物病院に行ったことは以前の記事で触れましたが、今日はそのときの様子を少し詳しく書きたいと思います。

 アンズを病院に連れて行こうと決めてから数日、おやつのときはキャリーの中に器を入れるようにしていました。賢いアンズは「なんで?」と疑いの目を向けましたが、おやつ食べたさにまけてキャリーの中に入るようになりました。

 そして当日、やはりキャリーの中におやつを置き、アンズが食べだしたのを見計らって戸を閉めました。食べ終わったアンズは異変に気づき、無言のまま「出しなさいよ!」と戸をひっかいたり揺すったり。
 「ちょっと我慢しようね」とかまわずにキャリーを玄関に持ち出したところ、リンリンが騒ぎ始めました。切なげな、不安そうな声で「ママ~、ママ~」と鳴きます。当のアンズはというとあきらめたようで、キャリーの中にうずくまりました。

 そのまま、タクシーに乗せて動物病院へ。待合室には柴犬がいましたが、その柴犬は猫に育てられたとかで、アンズに興味津々。でもアンズの方は無視でした。よそのワンちゃんに「シャーッ」と威嚇しなかっただけ良しとしましょう。

 さて、診察室に入り、キャリーから出たとたん、診療台から飛び降りて、診察中を走る走る。しっぽも背中も膨らませて必死です。部屋の隅に入り込んだところを抱き上げて、再度診察台の上に。その後はずっと私が声かけをしながら軽く抑えていました。

 正直なところ、もっと大暴れして、うなるひっかくの騒動になるかと思っていたのですが、がちがちに固まってはいたものの、すんなりと検診を受け、ワクチンも打ってもらったのでした。診察が終わった後、キャリーに入れるのにもたいした手間はかかりませんでした。

 アオアオと怒りまくり、シャーシャー言って威嚇し、ウーウーうなり、診察終了後にキャリーに入れる時には、怒りを爆発させて私の指をひっかいたり噛もうとしたり……高齢猫ガチャ子さんの方がよほど大変だったなあ、思わず遠い目になったりして。

 病院デビューをつつがなく終えて帰宅したアンズと私迎えたリンリンは、不安でたまらなかったのでしょう。キャリーから出たアンズにすぐに近寄って、鼻と鼻とをつけていました。

 「どこ行ってたの?寂しかったよう。大丈夫?もうどこにも行かない?」

 「ちょっと疲れたけれど、大丈夫だよ。もうどこにも行かないよ。おまえは良い子でがんばったね。よしよし。ママもがんばったよ。藻塩の策略には負けなかったんだからね」

 「ママ~、ママ~、よかったあ~」

 翌朝、ワクチンの副作用で不調になり私を大いに慌てさせたアンズでしたが、とりあえず診察を受けてはくれることが確認できたのでした。

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 「今回は不覚を取ったけれど、次はだまされないからね」

 アンズさん、そういうお顔を仏頂面というのですよ。

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