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2014年12月 2日 (火)

怒る、逃げる、固まる

 猫暮らしには動物病院が不可欠です。体質的に強くない猫もいますし、元気な猫でも年を取れば相応のケアが必要になってきます。でも、猫にしたら「なんでこんな目に!」というのが本音でしょう。

 アンズもリンリンも、病院は苦手です。ガチャ子さんもそうでした。でも、診察室での反応は三者三様。

 一番の怒りんぼはガチャ子さんでした。シャーシャーウーウー大騒ぎ。たぶん、先生のことを引っ掻いたことも1度や2度ではないだろうと思います。

 診療が終わって帰る時でも怒りは収まらず、ケージに入れようとした私に攻撃という名の抗議をすることがしばしばでした。ガチャ子さん連れで通院の際には、厚手の手袋を必ず持参したものでした。

 リンリンは、キャリーから出されたとたん、診療室中を逃げ回ります。体重を量るのすら大変。で、帰宅したとたんストレスからパンディングを起こしたのは、以前書いたとおりでした。恐がりやさんなのです。

 アンズはと言うと、「病院に行こう」と私が思っただけで、どこかに雲隠れ。見つけてキャリーに入れようとすると、抵抗をします。でも、入れられてしまった後は案外静か。行きのタクシーの中で騒ぐこともありません。この点が、ガチャ子さんとは大違い。

 診療室に入れられた後も、じっとしています。でも、肝が据わっているわけでは決してなくて、ふるふると小刻みに震え通し。恐怖のあまり固まってしまうのです。診療が終わってキャリーを見せると、そそくさと自分から中に入ります。そして家に着くのをおとなしく中で待つのです。「イイ子だね」と先生や看護師さんに褒めていただけます。そして「怖いんだよね、嫌だよね」と同情もしていただけます。

 帰宅するとすぐに、留守番をしていたリンリンに出迎えてもらいます。そして、顔をちょっと舐めてもらうのです。アンズが、ほっとして緊張を解くのはこの時だと思います。

 猫たちは大概病院が苦手ですが、大型犬の場合にはちょっと違う反応を見せることもあるのだとか。病院大好き、先生大好きという子も割といると聞きます。

 大好きなお母さんやお父さんと一緒にお出かけできて、ついた先には優しい先生や看護師さん達が居て、それだけで嬉しくなって先生達に飛びついて喜ぶのだそうです。

 嬉しくてなんだか分からないうちにちょっとちくっとされてそれでおしまい。通院イコール楽しいこと、と思っているのかも知れませんね。彼らこそ、「生き上手」なのかもしれない。

 私は犬暮らしはしたことがありませんし、おそらくこの後もすることはないでしょう。でも、犬も嫌いではありません。猫とは違うこういうエピソードを知ると、犬好きさんの気持ちが分かるような気がします。

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 家でのアンズ。リラックスもここに極まれり。ほどけきっています。お腹も触らせてくれます。

 

 

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